Kaspersky Endpoint Security は、コンピュータをネットワーク攻撃から保護します。
ネットワーク攻撃とは、リモートコンピュータのオペレーティングシステムに侵入する試みです。ネットワーク攻撃により、オペレーティングシステムが操作されたり、オペレーティングシステムでサービス拒否状態が発生したり、個人情報にアクセスされたりします。攻撃者は、これらの目的を達成するため、ポートスキャンや総当たり攻撃といった直接的な攻撃を実行したり、攻撃によりコンピュータにインストールされたマルウェアを使用したりします。
ネットワーク攻撃は、次の種別に分類されます:
DoS 攻撃の主な種別として、次のものがあります:
この種別のネットワーク攻撃は、侵入者がリモートコンピュータから個人情報(キャッシュカードの番号やパスワードなど)を取得する場合や、何らかの目的(そのコンピュータから、さらに別のコンピュータに攻撃するなど)でリモートコンピュータを密かに使用する場合に行われます。
重要:ネットワーク攻撃防御を無効にした場合、Kaspersky Endpoint Security を再起動したあと、ネットワーク攻撃防御が自動的に有効になることはありません。手動でネットワーク攻撃防御を再度有効にする必要があります。
危険なネットワークアクティビティを検知した Kaspersky Endpoint Security は、攻撃しているコンピュータが信頼するコンピュータのリストに登録されていない限り、そのコンピュータの IP アドレスを自動的にブロック対象のコンピュータリストに追加します。
信頼するコンピュータのリストを作成、編集することができます。Kaspersky Endpoint Security は、このリストに含まれるコンピュータからの危険なネットワークアクティビティを検知した場合でも、その IP アドレスを自動的にブロックすることはありません。
Kaspersky Endpoint Security は、ネットワーク攻撃を検知すると、その攻撃に関する情報をレポートに記録します。
注意:ネットワーク攻撃防御がエラーで実行を停止した場合は、レポートを確認してから、このコンポーネントを再起動してください。問題が解決されない場合は、カスペルスキーのテクニカルサポートにお問い合わせください。
メインウインドウ右側のペインにある[詳細]をクリックするとプロテクションセンターが開き、ネットワーク攻撃に対する保護機能に関する総合的な統計情報(ブロックしたコンピュータの台数、前回のネットワーク攻撃防御コンポーネントの起動以降、発生したイベントの数)が表示されます。
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